全米シニアOP2位!藤田寛之にみる「下り坂を楽しむ」生き方…次期専大監督に推薦するつもり
今回の全米シニアオープンも国内大会と変わらず淡々とプレー。日曜日まではショットの安定度はずぬけていました。負けはしたものの、若い頃なら「優勝」の2文字がチラつき、そうはいかなかったはずです。
藤田は海外メジャー参戦が現在のモチベーションになっているようですが、それだけではないはずです。
「選手人生の下り坂を楽しむ」と、彼はよく口にします。50歳を過ぎれば肉体の退化は速度を増します。そこで目標を失ったり、挑戦を諦めたりすれば心も体も、そしてゴルフ人生も「ゲームオーバー」です。
常に体を鍛え、練習を怠らず、時に悩み、苦しみ、新しい発見に喜び、ゴルフを楽しむ。試合で結果を出せば刺激を受ける選手もいるだろうし、応援してくれる人たちに恩返しもできる。
シニアゴルファーのひとつの生き方ではないでしょうか。ちなみに私は次の専大の監督に藤田を推薦するつもりです。