大谷が改善できない「勝負弱さ」…三冠王狙えても「得点圏打率.235」はリーグ51位

公開日: 更新日:

 米メディアが一時期、「2番問題」を取り上げたことがある。せっかく大谷が好調なのに、その後ろを打つ2番打者のスミス(29)の6月の打率が2割そこそこ、チャンスを生かせないではないかというのだ。

 しかし、スミスの得点圏打率は.325でリーグ14位。大谷より、よほど勝負強いといえる。

 チャンスでからっきしの大谷の得点圏での打点は27、本塁打はわずかに1本しかない。それでも64打点をマークしているのは、チャンス以外の場面での長打や一発で稼いでいることになる。

 安打数(105)はリーグ2位、出塁率.402は同3位(数字はいずれも3日現在)。チャンスに弱くても、塁に出る確率は高く、ひとりで得点を稼ぐ大谷はいまの1番打者がお似合いなのだ。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 大谷は過去3年間の数字を見ると、そもそも勝負弱い打者ではない。それが、今年に限ってチャンスに滅法弱いのはいったいなぜか。

●関連記事【続きを読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」