著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

「本田圭佑は所属先が無くても『引退しない』と。自分は好奇心がふつふつと湧いているところ」

公開日: 更新日:

「インスタライブにゲストで出てくれた(本田)圭佑は、所属先がなくても『引退はしない』と言っている。カズさんのような人生をイメージしているのかもしれないですね。自分は、もっと他のことをやってみたい。今は好奇心がふつふつと湧いているところです」

 そのひとつがゴルフである。ベトナムから戻った21年から始め、練習や試合の合間を見つけてはコースに出ていった。

「ツネさん(JFA宮本恒靖会長)や嘉人たちと時々ラウンドしていましたが、なかなか100が切れない。ベストスコアは90なんですが、嘉人なんかは90平均で回っている。それを見ると『もっとうまくなりたい』という意欲が強まります」

 根っからの負けず嫌いは不変なのである。

 選手時代はケガのリスクが高いスキーなどウインタースポーツはご法度だった。でも、引退発表後には家族で出向くなど新鮮な経験もかなった。

サッカー選手はサウナーが多いですけど、僕もロシア時代には相当ハマりました。『温泉ソムリエの資格を取りたい』と思うこともあります。これまでの人生は、サッカーひと筋だった。第二の人生は、新たな挑戦をたくさんやりたいです」

 現在はサッカー教室やメディア露出がメインの活動になっているが、企業と企業をつなぐビジネスにも興味を持っているという。語学もフランス語の学び直しに英語習得の意欲もあるようだ。43歳にして新たな一歩を踏み出し、より一層の輝きを放ってくれるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動