男子バレーは「歴代1、2位を争うレベル」…絶対に負けられないアルゼンチンと今夜激突
このドイツとともに確実に白星を稼がなければならないのがアルゼンチン。東京五輪で銅メダルを獲得したが、その後の国際大会は振るわない。
「東京五輪で銅メダルを獲得したメンバーの大半が残っており、セッターのデ・セッコ、ミドルのロセル、サイドのパロンスキー、コンテら世界レベルの選手も揃っています。ただ、東京五輪以降、日本は3戦全勝と相性がいい。メンデス監督は戦略家で、豊富な経験から戦術の引き出しも多く、厄介な相手ではありますが、大柄な選手が少ないだけに、フィジカル的にもやりやすい相手と言えるでしょう。上位2チームに入って決勝トーナメントに進出するために確実に白星が欲しい相手です」
■主力同士の対戦がない米国戦は不透明
手の内を把握しているドイツ、アルゼンチンとは対照的に米国は不気味な存在。日本は東京五輪後、3戦して1勝2敗だが、どの試合も両チームともベストメンバーではなかったため、アテにならない。20年ぶりのストレート勝ちを収めた今年のVNLにしても、両チームとも主力を温存。主力同士の対戦経験が乏しく、展開を予想するのは難しい。