大谷の2028年ロス五輪「出場不可」に現実味…MLB公式スポンサーの説得が焦点に
パリ五輪が日本時間12日に閉幕し、早くも米国を中心に次回2028年ロサンゼルス五輪が話題になっている。
多くの米メディアの最大の関心事は、ロス五輪で実施される「野球・ソフトボール」へのドジャースの大谷翔平(30)、フィリーズのハーパー内野手、ヤンキースのジャッジ外野手らメジャートップ選手の出場だ。
MLBは、IОC(国際オリンピック委員会)による肥大化した五輪運営、目に余る商業主義を批判。
これまでの歴代トップは現役メジャーリーガーの出場を認めてこなかったが、今年になってロブ・マンフレッドコミッショナー(C)は「協議の余地がある」と前向きな姿勢を見せている。
五輪への選手派遣を巡っては、大会の開催日(7月14~30日)とMLBのレギュラーシーズンがかぶるため、シーズンの日程、運営方法、出場選手の成績の扱い、故障した場合の補償などクリアすべき課題は山積み。マンフレッドCは今後、大リーグ選手会、各球団のオーナーと協議することになるが、中でも最大の障壁はMLBのスポンサーだという。