フィリーズがプレーオフ対策で大谷に照準 弱点攻めて“丸裸”に…ドジャースも負け越し決定
大谷翔平(30)のドジャースが、日本時間7日のフィリーズ戦に2‐6で敗戦。7月の3連戦では3連敗しており、今季、同カードの負け越しが決まった。
大谷は4タコ。この日は盗塁もなかった。
フィリーズはナ・リーグ東地区首位で、なおかつリーグ最高勝率をマークしている強豪だ。
「ドジャースは今季の負け越しが決まっただけではありません。フィリーズはすでにプレーオフ対策に着手しています。同様にプレーオフに出てくるであろうドジャースのキーマンを、ベッツでもフリーマンでもなく大谷と読んで、いまから攻略法を探っているのです」
と、特派員のひとりがこう続ける。
「前回の3連戦で大谷に対しては内角寄りの高め速球が多かったが、今回、フィリーズバッテリーの配球は外角低め中心。それも変化球が多い。大谷のウィークポイントは内角高め速球と外角低め変化球と言われているので、あえて弱点と言われる箇所を攻めてテストしているのでしょう」
フィリーズのロブ・トムソン監督(60)は、短期決戦で結果を出す指揮官だ。1年目の一昨年は地区3位でプレーオフに進出しながらワールドシリーズ、昨年は地区2位でリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。
大谷はこの日までのフィリーズ戦5試合で17打数5安打(打率.294)、3安打、1本塁打。そこそこ打っているものの、プレーオフで結果を出せるとは限らない。