巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々
実際、昨16日の中日戦はスタメン落ち。代打での出場もなかった。今季は打率.260、3本塁打、25打点。そんな大城は12日に国内FA権を取得したばかりだ。行使については「今はチームのために頑張りたい」と強調したが、行使を熟考しているとの情報もある。
今季のスタメンマスクは岸田が68試合、小林が34試合、大城が29試合。原監督時代の昨季はチーム最多の125試合で先発マスクをかぶったが、今季はエース戸郷の登板時に限定されつつある。しかし、他球団は「捕手・大城」に熱視線を送る。さる球界関係者がこう言った。
「一塁の守備を指摘されるのは気の毒です。阿部監督は正捕手としては見ていないようだけど、大城は捕手にこだわっているようだし、21年には盗塁阻止率.447でリーグ1位。昨年も.373で2位と肩も悪くないから、他球団の捕手としての評価は高い。巨人ではリードうんぬんいわれるが、リード面はベンチ主導でやるとか、教育するとか、なんとかなるところではある。なにより打撃が魅力。昨年は打率.281、16本塁打の『打てる捕手』ですから」