大谷に襲いかかるパドレス“日系”バッテリー…ヒガシオカの的確リードにダル絶大信頼
昨年12月にヤンキースからトレードで加入したヒガシオカは、古巣でサイ・ヤング賞右腕のコール、クルーバーらの専属捕手を務めた経験を生かし、的確なリードでパ軍投手陣を牽引。今季、故障に苦しんだダルも直球主体のリードで支え、4試合で防御率2.78と相性抜群だった。
この日系人捕手にはダルも「(配球は)全部ヒギー(ヒガシオカ)に任せている」と絶大な信頼を寄せている。
大谷、ドジャースへの並々ならぬ対抗意識を燃やすダルはポストシーズンの経験は豊富。過去11試合で4勝6敗、防御率4.19と結果を残せていないが、これはドジャースに在籍した17年、アストロズとのワールドシリーズで相手ベンチにサインを盗まれて2試合で計9失点と打ち込まれたことが影響している。パ軍移籍2年目の22年は、ポストシーズンに照準を絞って調整し、4試合で2勝1敗、防御率2.88と安定したパフォーマンスで、チームをリーグ優勝決定シリーズまで導いた。
大谷は「ダル&ヒギー」の手練手管の攻めに要警戒だ。