阪神・才木浩人が歩むメジャーへの道…アピールの場「プレミア12」も控えモチベーション十分
2位阪神は3位DeNAとのCSファーストステージに臨む。初戦はエース才木浩人(25)がマウンドを託された。
今季は開幕から先発ローテを守り、チームトップの13勝3敗、防御率1.83の好成績をマーク。岡田監督は11日の共同会見で「大事な第1戦。ここを全力で行かないと勝機はない」と言えば、才木も「いつも通りですよ」と平常心を口にした。
球団OBは「モチベーションは高い。今オフはプレミア12もありますからね」と、こう話す。
「メジャー志向のある才木にとって、国際大会のプレミア12は絶好のアピールの場。シーズンオフなので出場を嫌がる選手もいるが、才木は出る気満々だと聞いている。さらに来年3月には日本で開幕戦を迎えるドジャース、カブスとエキシビジョンマッチを行うことも決定している。才木にとって、腕の見せ所です」
昨年はWBC日本代表との強化試合に先発し、大谷に片膝をついた状態で特大の一発を浴びた。来春、再戦が実現すれば、リベンジを果たしたいところ。まずは目の前のポストシーズン、今季限りで退任する岡田監督の花道を飾れるか。