「絶対的助っ人守護神」めぐり巨人、DeNA、ソフトBがCSファイナル“番外戦” 10億~15億円の攻防か
「ある球団からは800万~1000万ドル(約12億~15億円)規模の契約を提示されているとのこと。さすがに今季の年俸2億円から15億円にジャンプアップするかは別として、中日関係者によれば、最低でも1年10億円以上が必要でギブアップ寸前だそうです。契約が切れるのを待っていた巨人も、まだ諦めていません」
争奪戦に名乗りを挙げているとされるソフトバンクは、キューバ人投手のモイネロがリリーフから先発に転向して11勝。1.88で最優秀防御率のタイトルを獲得し、かつては主砲のデスパイネも在籍した。
DeNAも以前にグリエルを獲得しており、ともに政府とのコネはある。そして巨人だ。球団OBが言う。
「マルティネスは原監督時代の数年前からずっと調査を続けてきた、いわば恋人のような投手。かつての久保球団社長はキューバ政府と強いパイプがあり、中日から2018年に巨人に移籍したゲレーロが『東京ジャイアンツの社長は(キューバの最高指導者)カストロと話ができる人なんだって。それはとんでもなくスゴいことなんだ。さすが日本のヤンキースだよ』と感心して巨人移籍を決断したそうです。14、15年には『キューバの至宝』といわれたセペダも在籍した。抑えには大勢がいるが、もしライデルが取れたら、大勢を先発に回すこともできますから」