松山英樹が明らかに苛立っていた昨年ZOZOとは一変!出遅れても笑顔、みなぎる余裕の理由?
22年-23年シーズンの松山は首、背中、腰の痛みに苦しみ1ケタ順位はたったの2回。プレーオフシリーズ第2戦も背中痛で途中棄権し、14年から続いていた最終戦のツアー選手権出場が9年連続で途切れた。プロ入り最悪といってのいいシーズンだった。国内開催のZOZOでモヤモヤを払拭させるつもりが、2日目の大崩れにより明らかにイラついていた。
大会関係者がいう。
「昨年2日目の松山の会見や取材拒否はある程度予想できた。でも、今年は2勝し、米ツアー通算勝利数を2ケタ(10勝)に乗せた。パリ五輪でも銅メダルを取ったので気持ちに余裕あがあるのでしょう。五輪のメダルはよほどうれしかったようで、あれから表情が明るくなったという声をよく聞きますから。難易度の高い舞台ですから、2日目に好スコアを出せば、上位に近づくというコメントは強がりではないはずです」
昨年は通算5オーバー51位で大会自己ワーストの成績だった。習志野に駆けつけたギャラリーもテレビ観戦するファンも、今年は巻き返しを期待している。