さらにこの首脳陣は、チームの野球の進化を指摘する。
「シーズンのチーム防御率はリーグ5位の3.07、503失点、チーム総失策は12球団ワーストの96。攻撃に特化したチームで、球際の弱さが目についたが、シリーズではチーム防御率2.00で、失策はソフトバンクと同じ2個。守り勝った部分も大きい。攻撃面も各打者がボールを見極め四球を選び、主砲の牧でも進塁打を打つ。投打において『スキのない野球』を来季もするなら、リーグ優勝を達成する可能性は十分にあります」(同)
シリーズ制覇は必ずしもフロックではなかった。(おわり)