日本ハム新庄監督がドラ1柴田獅子ベタ褒めも…甘いようで甘くないシビアな選手操縦術
まさに立て板に水だ。
日本ハムの新庄剛志監督(52)が昨8日の新人選手発表会で、ドラフト1位の柴田獅子(18=福岡大大濠高)をこれでもかと褒め殺しである。
投打二刀流での活躍が期待されるドラ1に新庄監督は「来年は体をつくって、再来年はレギュラー争いか、レギュラーを取る選手です。7年後にはメジャーに行きます」と、球団OBの大谷(現ドジャース)ばりの“青写真”を描いてみせた。
柴田も「野手なら内外野、どっちもやりたい。4番を打ちたい」と話し、「投手なら先発」と意気込んだ。まさに前途洋々、明るい船出を予感させる発表会となった。
新庄監督は11月30日のファンフェスティバルでも、今季56試合の出場に終わった野村佑希(24)を「来季は開幕4番で使う」とブチ上げたばかり。今季の4番は主にマルティネスとレイエスが打ち、いずれも残留が決定。彼らを押しのけるのは容易ではないものの、くすぶっている野村にとっては最高のエールだろう。
もっとも球団OBは、「まさに新庄節炸裂、ですね」と、こう話す。