巨人はトランプ政権誕生に大喜び! 絶対守護神マルティネスのメジャー流出懸念に終止符
「おカネではなくてプレーオフに出たい。リーグ優勝できるチームに行ってみたいという気持ち」
昨季中日で43セーブを挙げ、2年ぶりにセーブ王を奪回した絶対的守護神・ライデル・マルティネス(28)が、26日に行った巨人の入団会見でこう語った。
通算166セーブ。4年契約で年俸12億円、総額50億円を超える超大型契約にもかかわらず、「カネじゃない」と言われても説得力はないが、古巣の中日関係者によれば、「これまでに何度か流出を危惧する事態がありました」とこう言う。
「ライデルにはメジャー志向がある。実際、代理人筋に移籍をする意思があるかどうか、メジャー球団から問い合わせがあったことは1度や2度ではないと聞いています」
現在、キューバ選手がメジャーでプレーするには、亡命する以外に方法はない。2018年に当時の米国オバマ政権が「キューバの野球選手が亡命せずにMLBでプレーできる」とした新協定を締結させたが、その後にトランプ政権が誕生するや即撤回となった経緯がある。バイデン政権で再び融和路線に戻るとの期待があったが、進展しなかった。中南米の野球事情に詳しい球界関係者が言う。