佐々木朗希に専属通訳なしの効能 「言葉の壁」で同僚にバカにされるケースもあるが…
ただし、英語が分からないと同僚にバカにされるケースもある。
別の日本人メジャーリーガーはあるとき、談笑する同僚の輪に入った。場がドッと沸いて、みんなが笑い始めたため、自分も合わせて笑ったという。すると、「おまえ、意味が分からないのに笑っているんだろう」と言われたものの、それすら理解できずに同僚と一緒に笑い続けたそうだから、笑うに笑えない。
佐々木はマイナー契約ながら日本開幕2戦目の先発が内定した。160キロ超の剛速球と落差の大きいスプリットでメジャーリーガーたちをキリキリ舞いさせていけば、英語が苦手だろうとバカにされるようなことはないのではないか。
2004年のMVPでエクスポズ(現ナショナルズ)やエンゼルスで活躍したブラディミール・ゲレーロ(21年の本塁打王のゲレーロジュニアの父)は英語が話せず、飛行機もひとりで乗れなかったとか。それでも2018年には野球殿堂入りしたのだから。
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日刊ゲンダイは今春キャンプでロッテの吉井監督を直撃。佐々木朗希などについて何を思うのかなど、とことん聞いた。
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