プロ野球にもオンラインカジノ問題…蔓延はコロナ禍が一因? 阪神、広島「調査結果は今は言わない」
卓球の丹羽孝希に始まり、芸能界では「令和ロマン」の高比良くるまら吉本芸人、プロ野球ではオリックスの山岡泰輔と、各界に広がりつつあるオンラインカジノ問題。
更なる拡大の恐れもある中、ある球界OBは「広まったのはコロナ禍が原因の一つですよ」と、こう話す。
「プロ野球に限らず、スポーツ選手はギャンブル好きが多い。遠征先で開店前からパチンコ屋に並ぶ選手もいたし、相撲でもかつて野球賭博が蔓延していた時代があった。オフ期間に海外のカジノで散財する選手もいるくらいです。それが2020~21年にコロナが蔓延し、気軽にパチンコに行くこともできなくなった。世間でも不要不急の外出自粛が叫ばれ、さまざまなスポーツ団体も外出制限、あるいは自粛を選手に通達。もし、そんな時期にパチンコなどに行ってバレようものなら一大事、会食をしただけで炎上した選手もいた。相撲でもコロナ禍にキャバクラに行ったことがバレて、謹慎した力士もいましたよね? そんな時に自宅でお手軽にできるオンラインカジノがあれば、飛びつくのも無理はないでしょう」
オンラインカジノはさまざまな芸能人をはじめ、サッカー日本代表経験のある吉田麻也、元ロッテの里崎智也、元大関の把瑠都、格闘家の魔裟斗らがCMに出演していた。同じスポーツ選手である彼らが出演しているなら……と信頼した者も中にはいただろう。