ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が
何があったのか。
ヤクルトが27日、畠山和洋二軍打撃コーチ(41)の退団を発表したのだ。球団は、6月30日限りでチームを去る理由を「一身上の都合」としたが、さる球界関係者がこう言う。
「健康上の問題ではないかと心配する声も上がっているようですが、原因は金銭トラブルだと聞いています。以前からチーム関係者、選手、裏方のスタッフ、OBに対してカネの無心に回っているという話があった。そうやって積もり積もった借金が数千万円にまで膨れ上がったといいます。一般人も巻き込んでいるようで、そこから借金の踏み倒しのようなトラブルになったのではないか。一部週刊誌が取材に動いているという話も出ていました。実は畠山は、26日に球団から事情聴取を受けている。それを受けての退団発表ですから、球団も庇いきれない問題が生じたのは確かです」
■現役時代は「戸田の問題児」と呼ばれる
畠山コーチは、2000年のドラフト5位で岩手・専大北上高からヤクルトに入団。二軍時代はギャンブルにのめりこみ、遅刻とサボリの常習犯、「(ヤクルトの二軍施設がある)戸田の問題児」と言われた。それを根気強く指導したのが当時二軍監督だった小川淳司現GMで、その小川GMが一軍ヘッドコーチに昇格した08年からレギュラーに定着し、15年には打点王のタイトルを獲得。4番打者としてチームの優勝にも貢献した。