金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂
27日にヤクルトが今月30日付での退団を発表した、畠山和洋二軍打撃コーチ(41)。理由は「一身上の都合」とされたが、球界関係者によれば、「選手や裏方スタッフ、球団OB、果ては球界外の一般人も含めて多額の借金があった」という。
思えば、畠山コーチは若い頃、「問題児」として球団の頭痛のタネだった。
「指導者をやっていて、手を上げたのは後にも先にもアイツだけ」
ヤクルトの小川淳司GM、荒井幸雄元打撃コーチは、かつて口を揃えてそう言っていた。
「本人は後年、『1時間の特打を命じられたら10分だけやって、あとの50分は風呂に入ってた。とんでもないヤツでしたよ、僕は』と笑って振り返りますが、岩手の専大北上から2000年ドラフト5位で入ってきた当初は札付きの問題児でした。二軍時代はデーゲームなのに、酒の臭いをプンプンさせて寮に朝帰りするのは日常茶飯事。当然、遅刻も多かった。練習もしないでパチンコ店に入り浸り、サボるためなら平気でウソをつく。あまりに自覚がないので、温厚な小川さんや荒井さんがバチンとやったわけです」(チーム関係者)