西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

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 ──積極的に選手に声をかけていますね。

「会話は積極的にするようにしています。(西武の若手は)色々とネガティブに考えている選手が多く、攻める姿勢というか、何においても足りなかった。アピールも足りないと感じていましたから。確かに今の子は大人しいけど、その中でも、うーん……と。その選手が抱いている思いも、なかなか見えにくかった。だから会話して、どういう人間かも把握しなければいけない。逆に選手も僕のことを探っている感じでしたよ。最初は向こうも『この人に怒られるんじゃないか』という雰囲気だった。今はもうありませんけどね」

 ──ソフトバンクロッテのコーチ時代は「鬼軍曹」と言われていた。

「僕は基本、怒らないんですよ。『頑張れ!』とか言ってるだけ(笑)。『これじゃダメなんだ、このプレーができなきゃ負けるんだよ。こうしなきゃダメなんだ。だから頑張れ!』と。僕はホークス時代から、そうやってきています。もし、僕がいることで選手が頑張れるなら、それでいいんです。もちろん、その姿を僕もきっちり見ておかないといけません」

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