「脳休瞑想」グラヴィティヨガ協会著
「脳休瞑想」グラヴィティヨガ協会著
日本は不眠大国の一面を持っており、OECD(経済協力開発機構)の調査によると加盟33カ国中、睡眠時間はワースト。脳や体に影響を及ぼす不眠負債が問題視されている。寝付けない、就寝途中で目が覚めるなど慢性的な睡眠不足が続くと、脳が休息不足になり、自律神経が乱れる。自律神経は睡眠時も交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、良質な睡眠へとつながるという。
まずは自律神経を整え、口呼吸より眠りが深くなる「片鼻交互呼吸」を紹介。親指で右鼻を閉じて左鼻で息を吐き切り、次にゆっくり長く息を吸う。5回を目安に左右の鼻で行うとよい。また横になったまま、両手をお腹に当てながらの腹式呼吸も就寝前に行うとリラックスする。
そうした呼吸に基本のほか、脳を休め眠りを促すヨガを写真付きで紹介。巻末には脳疲労を取り除く瞑想プログラムのQRコード付き。
(幻冬舎 1540円)