インタビューで激白 小泉今日子が“痛烈”業界批判の波紋
■「もっと大人がちゃんとしろ」
小泉の苦言はこれで終わらない。若い女性アイドルたちへ、芸能界の先輩としてどんな声を掛けるかと問われると、返す刀で「若い人たちに向かってよりも、若い人たちを動かしている大人たちに向かって説教したい」「若い子たちは頑張るしかないんだよ、頑張っているんだよ、人の人生を何だと思っているのよ」「もっと大人がちゃんとしろと言いたいな」とバッサリなのだ。
今どき、ドラマの出演者が芸能プロの政治力や力関係で決まることは“子役”でも知っているが、業界の内側にいる人間からこうした声が上がるのはまれ。しかも、発言者が30年以上も最前線を生きてきたキョンキョンなのである。
「小泉自身は芸能界の最大手プロダクションに長年、所属していますが、若い頃は事務所の言うことを聞かずに勝手に髪を切ったりと型破りなアイドルだったのは間違いない。それでも、芸能界で仕事をする以上、守るべきルールを守りながら、確たる“自分”を貫いてきたという自負がある。だからこそ、キャスティングが政治力優先で決まる現状が腹立たしいのでしょう。実力と人気の裏づけがある小泉だからこそ言える至極まっとうな正論です」(芸能リポーター)
小泉流の痛烈なメッセージは業界の“常識”を変える一刺しとなるのか。