“ポスト真田広之”の呼び声 岡田准一は「歴史と格闘技オタク」
「V6として、デビュー曲『MUSIC FOR THE PEOPLE』を出したのが14歳。上京したての中学生でした。以来、華やかなステージに立ちながら、地に足をつけたというか、地道に演技を学び、2006年に主演映画『花よりもなほ』で石原裕次郎新人賞を受賞しています。小学生の頃、両親の離婚を経験し、早くに自立。母親から『自分で考え自分に責任を持てる男になれ』と言われて大きくなったのと、無関係じゃないかも知れません。それでいて、出身の枚方市の遊園地での広報マン『超(スーパー)ひらパー兄さん』だったり、バラエティーで軽妙なトークをしたりもしています。この二面性が岡田の特徴で、『蜩ノ記』でのインタビューでは、時代劇などに取り組むときの心積もりとして『V6の岡田が出ないように』していると語っていましたよ」
昨年大ヒットした「永遠の0(ゼロ)」など、映画にドラマと主演作が後を絶たず、どちらかというと俳優としての顔が大きくなっているようにもみえる。ゆくゆくは真田広之に続けとハリウッドに進出し、トム・クルーズと共演なんて道も思い描いているのかもしれない。