おバカで一人勝ち “ガヤ”タレント鈴木奈々はなぜウケる?

公開日: 更新日:

 おバカキャラも貫けば立派なビジネスだ。13日、紅茶ブランド「リプトン」の新キャンペーンローンチ記念イベントに登場した鈴木奈々(26)。

 この日も大声で同じ言葉を繰り返すおバカキャラはフル回転。紅茶を試飲すれば「リプトン大好きです!」と叫び、キャンペーンソングを聞けば、「この歌大好き! CDほしい!」と連呼。さらに、「ダンナ大好きアピール」も健在で、12日に発表された上戸彩(29)の妊娠について「私はまだなんですけど、子供が同級生になれるように頑張りたい! もっと愛を深めて子供をつくりたい!」と何度も下腹部を叩きながら妊活宣言していた。

 おバカブームといえば、里田まい(31)や木下優樹菜(27)がその筆頭だったが、今や鈴木の独壇場。「大好き!」「すごく嫌い!」と、感情をそのままブン投げるだけのひねりのない“ガヤ”だが、なぜテレビやイベントに引っ張りだこなのか。

「お堅い番組でも、1人おバカを交ぜておくと、若年層への注目を集めることができるので意外にも需要があるんです。イベントに呼ぶPR会社は、新婚でマイナス材料もないのでブッキングしやすい。企業にとっては『おいしい!』とか『大好き!』と連呼してくれるのはネットでの反響も大きいし、ありがたい存在。それが単純であってもプラスの発言には変わりないからです。鈴木は業界内で『仕事においては計算高い』ともいわれていて、“ビジネスバカ”の異名も持っています」(PR会社関係者)

 レギュラーこそ2本だが、単発ゲストが多く、ウィッグのプロデュースなど「副業」も抜かりなし。「推定年収は3、4000万円」(芸能関係者)という声にも説得力がある。たかがバカ、されどバカだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった