2度の脳梗塞克服しステージ 西城秀樹の支えは「3人の子供」
今週月曜の13日に還暦を迎え、還暦記念アルバム「心響―KODOU―」をリリース。アルバム発売は8年半ぶりで、新曲「蜃気楼」など15曲が収録されている。
同日に開催されたバースデーライブには、“新ご三家”の仲間だった野口五郎や歌手・今陽子らが駆けつけた。集まったファンには「ヒデキ、感激~!」をもじった「ヒデキ、カンレキィ~!」と書かれた「バーモントカレー」がお土産に配られるなど、大いに盛り上がった。歌手仲間の間でも、ファンの間でも、脳梗塞の後遺症と闘いながら歌手活動を続け、還暦を迎えたヒデキを応援する輪が広がっているのだ。
ヒデキが脳梗塞を発症したのは2度。1度目は03年6月で、ディナーショーのために訪れた韓国・済州島で発症した。ディナーショー後に帰国し入院。まだ48歳だった。
軽い言語障害の後遺症は残ったものの見事に復帰。栄養バランスを考えた食事をとり、1日3箱吸っていたたばこをやめ、酒も控えるように。ところが、11年12月、2度目を発症してしまった。しかも、トイレも風呂も1人では入れないなど重い症状が出て、右半身マヒなどの後遺症が残った。