富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(6)新興国医療の向上を目指して健診センターを開設

1995年から4年間にわたるベトナム赴任中、後藤(66)は主力の写真フィルム以外にも、レントゲンフィルムなどの販売にも携わっていた。
各地の病院を回る中で、ベトナムの医療体制がまだ発展途上にあることを肌で感じていた。
「たとえばバイク事故が起きても、救急車もない。…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り985文字/全文1,126文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】