小林旭との恋愛暴露…浅丘ルリ子の「新聞連載」次は何が出る

公開日: 更新日:

 日本経済新聞の名物連載「私の履歴書」が話題になっている。浅丘ルリ子が登場し、20歳前後の頃に付き合っていた小林旭のことに触れたからである。2人の恋愛関係は有名だが、本人が活字で語ったのは初めてか。

 この欄では往年の大女優がかつての恋愛話を語ることが多い。とくに2010年の有馬稲子がすごかった。市川崑監督との不倫関係を暴露、別れ際の修羅場までを披露した。

 その時点では監督と監督夫人の脚本家・和田夏十とも亡くなっている。遠慮がなくなったのだろう。記事を見て女優の怖さを改めて知る思いがしたものだ。往生際が悪い市川監督に対する有馬の激しい恨み節には背筋が寒くなった。

 他には佐久間良子が鶴田浩二との不倫関係を書いたこともある。大女優たちは皆、自身の恋愛関係を赤裸々に述べることで、浮き沈みがあったであろう女優人生に、ある強烈な彩りを添えようとしているように見える。

 また、ファンからしたら彼女たちの旧作をこれから見る場合には、別の楽しみが生まれることも指摘しておきたい。浅丘なら小林と多く共演した「渡り鳥」シリーズ。ちょうど恋愛関係にあったわけだから、もっと違った見方をしたくなるはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド