突然“7年後”の急展開…また迷走「まれ」は何を焦っている?
朝ドラ「まれ」が週間平均視聴率で久々に20%台を回復したというのに、またまた迷走し始めている。
8週ぶりに20%台を回復したのは第22週(8月24~29日)。この週は、経営するケーキ店の売り上げが落ち込む一方なのに、まれの妊娠が発覚し、無事出産……みたいな展開だった。ここまでは良かったが、23週に入って元のもくあみに戻っている。
「あれから7年」とか言って、子供たち(双子)がいきなり小学生になっていて、売り上げ不振だったケーキ屋も、メニューは何も変えてないにもかかわらず、いつの間にか地元に定着したことになっている。その一方で、まれの同級生・高志が、まれの母親・藍子に恋心を抱く仰天の展開もあったりして……。
かつてコラムニストの桧山珠美氏が「“世界のパティシエになる”というメーンストーリーがまったく描けていない一方、周囲の登場人物のドタバタばかりがやたら目立つ」と指摘していたが、まったくその通りの状態だ。
これにはネットの住民もカンカンで「毎日毎日文句言いたくなる」「双子の妊娠出産があんなに楽だったら苦労しない」「炎上商法か」などの批判が相次いでいる。「まれ」は一体何を焦っているのか。