９頭身“貧乏”女優の緑川静香「野草は日光で殺菌して食べた」

「タンポポとノビルは美味しかった」と話す緑川（Ｃ）日刊ゲンダイ

　地元・埼玉の無印良品でノートを買い物中、人気ティーン誌の編集者にスカウトされ、撮影スタジオにあるお菓子目当てに読者モデルに。４年前には「日テレジェニック２０１１」に選出。身長１６８センチ、Ｂ８０・Ｗ５７・Ｈ８５というスレンダーかつ“９頭身プロポーション”でグラビアやバラエティー、ドラマなど活躍の場を広げているが、「いつか舞台に立つだけで独特な存在感を放つ大竹しのぶさんのような女優になりたい」。

　蒸発した父親とは２２歳の時に再会。

「恨んだりしたこともありましたが、会ったら全部吹っ飛んじゃいました。貧乏で苦労したぶん、小さい幸せでも大きな幸せに感じられる。それがあるから貪欲でもいられるし、仕事も頑張れる。女優として感情の引き出しがひとつ増えました。あの時の貧乏生活って宝だったんだなって思います」

　いまだに２０００円以上の買い物をする時は躊躇するというが、「総入れ歯の母親にインプラント代をプレゼントしてあげたい」。芸能界でひと花咲かせられるか。

▽みどりかわ・しずか　１９８８年、埼玉生まれ。現在のレギュラー番組は東京ＭＸ「どうなる？」（月曜２２時半）など。利き酒師の資格を持つ。