数十円の切れ端を水着に…佐々木心音の“貧乏グラビア秘話”
グラビアや映画で活躍中の女優・佐々木心音さん(24)。数年前はお金がないためご飯だけ食べたり、水着に布を縫い合わせたりという生活をしていた――。
■大量の米を買い海苔とごまだけのご飯を…
中学の時に親が離婚して、お父さんは沖縄に行ってしまいました。それ以来、お母さんと2人きり。お父さんの残した借金があったので、お母さんはすごい頑張って大変でした。だから私、「自分のことは自分でやるから!」と決めて、演劇養成所の年間数十万円の授業料や自分のお小遣いを稼ぐため、高校に入ると居酒屋でバイトです。
でも、時給が850円くらい。高校生は10時までしか働けなくて、1日4000円にしかならなかったから、お小遣いは残らなかったけど。卒業後は舞台の稽古と本番が2カ月くらいかかるから、バイトをやれず、さらにお金がなかった(笑い)。だから、芝居期間が終わると昼はレストラン、夜は居酒屋、土日はイベントコンパニオンとまとめて働きましたよ。
本当にお金がなかったのは、都心で一人暮らしを始めた20歳の時。メジャーじゃない芝居とバイトだけの繰り返し。それで思い切ってグラビアを始めました。最初は色気のある演技を身につけるためもあったのですが、お金にならないオーディションばかりで、バイトもできないし、一番キツイ時期でしたね。