母べえ(2008年 山田洋次監督)
黒沢映画などでスクリプターを務めた野上照代の自伝的エッセーを映画化。「昭和」の暗黒を描く問題作だ。
1940(昭和15)年、東京の野上家ではドイツ文学者の滋(坂東三津五郎)と妻の佳代(吉永小百合)が幼い娘たちとともにつましく暮らしていた。ある夜、滋は侵略戦争に反対したた…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り641文字/全文781文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】