「フラジャイル」ヒロイン役好評 武井咲は“準主役”で光る

主役の重圧から解放された？（Ｃ）日刊ゲンダイ

　一昨年のスランプは、休む間もなく主演ドラマが続いた重圧が原因といわれている。今回は主演ではないので、セリフの量も多くないし、視聴率への責任も重くない。心境の変化というより、気楽な立場で女優業を楽しんでいるのだろう。

「ドラマの宣伝で出演した番組で武井は、主演の長瀬がカフェを店員込みでデリバリーしたことをうれしそうに話していました。実際、楽しみながら撮影に臨んでいるのでしょう。今のうちに、主演の長瀬が座長としてスタッフや共演者のためにどんな気遣いをしているかを観察して学んだほうがいい」（芸能ライター）

　デビュー１０周年の今年は、武井にとって事務所の猛プッシュという“下駄”がとれて、真価が問われる年になりそうだ。