「フラジャイル」ヒロイン役好評 武井咲は“準主役”で光る

公開日: 更新日:

 このところずっと連ドラでは主役を演じ続けてきた武井咲。今期は長瀬智也主演の「フラジャイル」に花を添えるヒロイン役に甘んじているが、今の武井にはそのくらいのほうが気が楽かもしれない。なんせ、今回もキャスト発表直後から原作ファンに「ヒロイン役が武井とはガッカリ」などと叩かれたほど。

 しかし、初回放送直後からその評価は一変。主演の長瀬に振り回されるヒロイン役が案外、好評なのだ。“今までと違う武井がカワイイ”という好意的な感想が視聴者から多数寄せられているという。ただ、視聴率的には10%前後にとどまり、裏番組の「ヒガンバナ」に4話連続で惜敗中だ。

 若くして主役を張るプレッシャーもあっただろう。多忙を極めた14年にはセリフが覚えられないほどのスランプを迎え、昨年は短い期間だが休養を取った。満を持して臨んだ主演復帰作「エイジハラスメント」でも視聴率は取れなかったが周囲の評価は悪くなかった。

「これまでは主演の立場にありながら、共演者と腹を割って付き合うことが少なかった武井でしたが、『フラジャイル』では楽屋にこもらず、共演者やスタッフと出演者控室で雑談するシーンをかなり見かけます。休養を経て心境の変化があったのでしょう」(ドラマ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ