判定基準は“F1層”? 年齢で差が出る「不倫バッシング」
■ベッキーや“ゲス議員”はアウトで文枝はセーフ?
ベッキーから始まり、政界では35歳の議員が辞職と相次ぐ不倫騒動は落語界でも起こり、「師匠、あなたもゲスだったのか」との見出しが躍るが、今のところ、ベッキーや不倫議員ほどのバッシングには至らない。この違いは何なのか。
「ベッキーにしろ、不倫議員にしろ、最も敏感に反応し、反感を持っているのはお茶の間の主婦を中心とした女性なんです。10本あったベッキーのCMが次々に打ち切られたのも、いわゆるF1層、20歳から34歳までの女性がスポンサー企業のメーンターゲットだったからです。広告であれテレビ番組であれ、F1層にソッポを向かれたらアウト。今回の文枝師匠の不倫騒動は、よかれとは思わないまでも、F1層にはちょっと遠いと言いますか、バッシングを浴びせるまでにはいっていない。同じ不倫でも、彼女たちの反応によって、世間のジャッジメントは違うものになるということです」と、広告関係者は言う。
ベッキー騒動では、記者会見でコメントを求められたウッチャンナンチャンの内村光良(51)が「戦っていると思います。ファイト!」とメッセージを送り、関係者は凍りついたという。
「内村自身、妻は元不倫相手ですから。『おまえが言うな』とF1層から猛反発されたら大ごとだと思います」(前出の広告関係者)
サラリーマンも、会社のF1層には気をつけた方がいいという教訓かも知れない。