万博応援団が真っ当な批判を“言われのないネガキャン”と表現するのは問題のすり替えだ
万博が始まり1週間が経った。開幕初日の大混雑も緩和され現在はかなり落ち着いた雰囲気だ。
ただあまり混雑していないのも不安になる。当初予定していた入場者数は達成出来るのか。
そもそも最初試算された入場者数は半年間で2820万人を見込んでいた。この数字はどこから生まれたのかはわからないが、1日にならすと約15万人入らなければならない。
ところが開幕1週間の入場者数は50万人強。予想の半分程度だ。
世界のテーマパークの1年間の入場者数のランキングを見れば、1位のフロリダのディズニー・ワールド・リゾート「マジック・キングダム」が1772万人。2位はカリフォルニア「ディズニーランド」で1725万人だ。半年だから単純に半分にすれば約800万人。万博はその3倍強を動員しなければならない。いや、それは無謀な試算ではないだろうか。3位以下の日本のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと、ディズニーランド、ディズニーシーの半年分の動員数を3つ合わせたら2100万人。これをも超える数字を叩き出さなければならない。いや、これは大風呂敷を広げたものだ。