“熱血”一筋の佐藤隆太が「DV夫&死体役」で示した新境地

公開日: 更新日:

 前宣伝の割に視聴率が伸びない「ナオミとカナコ」で話題になるのは、いつも脇役だ。高畑淳子中国人役に続いて視聴者を驚かせたのは、11日放送の第5話で殺されたDV夫役を演じている佐藤隆太(35)の死体の演技ぶりだった。

 死体役の佐藤は、遺棄するために山に運ばれ、パジャマ姿のまま穴に放り投げられる。その上から土をかけられている間、土が顔の上にかかってもピクリとも動くことなく、見事に死体を演じきったのだ。視聴者からは即座に「人形かと思った」「この撮影、キッツイな~」「役者魂すげぇ」と絶賛のコメントが寄せられた。

「今回の『ナオミとカナコ』での佐藤の演技は評価が高い。これまでの佐藤といえば、『池袋ウエストゲートパーク』でも『海猿』シリーズでも、出世作『ROOKIES』でも、一貫して“熱血バカ”一直線な役柄でした。エリート銀行員で、仕事上のプレッシャーから妻に暴力を振るうという狂気をはらんだ、深いバックグラウンドがある役はほぼ初めて。それを実にリアルに演じていると、ドラマ関係者の間では評判です」(芸能ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末