“セクシー俳優”バブル崩壊…斎藤工にドラマ主演は荷が重い

公開日: 更新日:

 14年に放送された「昼顔」(フジテレビ系)で主演の上戸彩不倫相手役を務め、裸やベッドシーンを「これでもか」というように見せつけて、大ブレーク。「セクシー俳優」と呼ばれるようになり、行く先々で黄色い声援を浴び、ドラマ映画、グラビア、CMにバラエティーと引っ張りだこになった。

 急激な人気の盛り上がりに、当の斎藤は「自分は男版の壇蜜さん」と言い続け、「5年もしたら表舞台からは消えている」と冷めた分析をしているが、たしかに一部では「ベッドシーンは飽きた」「食傷気味」などと言われていた。

 その理由ははっきりしている。視聴率が取れないのだ。「昼顔」効果を当て込んでか、その後も出演オファーが殺到。立て続けに主要キャストでのドラマ出演が続いた。しかし、主演したNHK「ダークスーツ」は最終回視聴率が2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と撃沈。満を持して臨んだ主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)も全話平均で8.4%と惨敗。昨年10月クールの篠原涼子主演「オトナ女子」(同)では、セクシーシーン満載の大サービスをしたにもかかわらず8.7%と散々だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末