“変人”を好演 小泉孝太郎に「2時間ドラマ新帝王」の呼び声
昨年大ヒットしたドラマ「下町ロケット」で憎まれ役を好演し、これまでのイメージを一変させた小泉孝太郎(37)。今期は「警視庁ゼロ係」(テレビ東京系)に主演して、空気が読めない「変人」刑事を熱演している。初回視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずだったが、裏番組の「ミュージックステーション」にベッキーとの不倫騒動で話題のゲスの極み乙女。が出演したことを考えれば大健闘といえる。
「これまで“首相の息子”で育ちの良いお坊ちゃまというイメージが強く、それが俳優としての幅を狭めていた。ところが『下町ロケット』で自分の殻を破って悪役を好演したことで、もっと幅広い役が演じられるのではないかと期待値が広がっている。オファーが殺到している中、テレビ東京が射止めたのは、14年の『新・刑事吉永誠一』で船越英一郎の相手役に抜擢された時に非常に評判が良く、スタッフの『ぜひ小泉でシリーズ物を作りたい』という声が大きかったからだといいます。その頃から良い関係が作れていたのでしょう」(テレビ関係者)
もともと人柄は良く、誰とでも仲良くなれる。昔から共演者やスタッフには好かれるタイプ。酒もいけるクチなので、撮影終了後にはよく仕事関係者と一献なんてことも多い。