ハーフ不利でも 遠藤新菜「無伴奏」で挑んだ体当たり艶技
「オーディションには落ちまくってます。演じる役は限られるだろうし、少ないだろうなとも覚悟しています。でも“使いどころがない”って言葉に怯えていたら何も始まらない。そもそも、ハーフである以前に実力が伴わないからダメな部分もあると思うんです。だから自分なりに感性を磨いてどんな役柄も抵抗なくやれる柔軟性のある女優になりたいなって。わたし、小さな頃から無駄に根性だけはあるんです。だから、めげません(笑い)」
飾ろうとせず、自分の言葉で丁寧に話す姿が印象的。先週行われたプレミア試写会の舞台挨拶では、多くの観客を前にメジャー3人に引けを取らないオーラを放っていた遠藤の今後に注目だ。
▽えんどう・にいな 1994年、東京都出身。映画「海にしずめる」(13年)で女優デビュー。14年からファッション誌「non・no」の専属モデルを務めている。