「アースシェイカー」西田昌史さんが今明かす“結婚秘話”
「メンバー4人、やりたいことが違ってきて、自然に解散しました。ところが、アマチュアの頃から応援してくれてた京都のライブハウス磔磔に、イベントをしたいから一度だけやってくれ、と言われましてね。メンバー一人一人に手紙を書いたり、京都から東京まで来て説得してくれたり、ものすごいラブコールに心を動かされました。それで、やると発表したら、チケットが一瞬でソールドアウトになって……。これはもう一度やらないかんなと」
「とはいえ、当時、メンバーはみんな40歳前後、みんなソロで活動し、もう一度ロックバンドを始動するには覚悟がいりました。家族を食わしていけるのか、とかね。ボクの場合は、ソロのアコースティックライブと両立させたら金銭的なことは何とかなるかな、と決断しました」
アースシェイカー解散後、30代後半に結婚した8歳年下の一般女性との間に、17歳と14歳の2人の息子がいる。
「20代はずっとロックミュージシャンで、合コンというものを一度も経験しなかった。それで友達と駒場の隠れ家的飲み屋で初めて合コンを10対10でやり、奥さんはその時に会った子。アースシェイカーの名前は知ってる程度、ハードロックには全然興味がなかった。今も“アナタの音楽、よくわからない”と言ってます、ハハハ。子供たちにはフツーのお父さんですよ。父兄参観に行ったら、女の先生から“大ファンでした!”って感激されたことがありますけど」