高畑淳子 主演舞台“満員御礼”で脱した女優生命のピンチ
女優・高畑淳子(61)の主演舞台「雪まろげ」が24日、東京・北千住のシアター1010で幕を開けワイドショーなど芸能マスコミの注目を浴びている。
高畑は長男の高畑裕太(23)が8月に強姦致傷容疑で逮捕されたが、今月9日に示談が成立して不起訴処分に。それでも事件の影響でチケットの売れ行きが心配されていたが、同日の昼公演は700席が満員。カーテンコールではスタンディングオベーションが起こり、高畑は「ありがとうございました」と涙ながらにあいさつ。「頑張れ!」の声援も飛び、もらい泣きする観客が続出したという。
「高畑の役柄は人を喜ばせるためにウソをつく温泉芸者。事件があっただけに、終始、陽気に振る舞う姿がかなり痛々しかった。共演者の榊原郁恵、的場浩司、青木さやからは淡々と芝居をこなしていたが、森光子さんの代表作というプレッシャーもあったのか、高畑はわざとテンションを上げて大げさに演技しているようで空回りしていたように感じた観客も多かったのでは。スタンディングオベーションは芝居への評価ではなく、高畑自身に対してでしょう」(演劇ライター)