おしどりマコさん明かす ガスが止まっても福島に通う意味

公開日: 更新日:

――2号機のデブリ映像がニュースになっていましたが、ただでさえ難しい廃炉、危険もあるのでは?

 ガレキ撤去のときに舞い上がるダスト。作業員の高線量被ばく。地震や点検作業ミスでたびたび止まる、溶け落ちた燃料や使用済み燃料プールの冷却。1、2、3号機ではガレキ撤去して使用済み燃料棒を取り出す予定ですが、溶け落ちた燃料がどこにあるか、調査すらうまくいってない。原子炉建屋のすぐ近くの、何カ所も切れ目のある高さ120メートルの排気筒を撤去する計画は、線量が高すぎて人間は無理なのでロボット開発を待っている状態。危険がずっと続きます。汚染水はどんどん増えるのに、もう敷地内に汚染水をためるタンクを増設する場所がなく、行き詰まってます。

■ハミガキするように社会のことを考えて動くこと

――芸人から原発事故の汚染のことを聞かれますか?

 奥さまが妊娠されたり出産されたりという先輩芸人から、「食べ物はどういう状態? とくに魚は? 赤ちゃんを洗う水道水は?」とかよく聞かれます。だけど、気にされている方は、もともとよく調べられていて、厚労省や福島県の食品測定の数値を見ています。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”