食事1回で米3合 スペル・デルフィンは貧乏でも30kg増量

公開日: 更新日:

 覆面レスラーとして活躍した後も、市議会議員を務めながらリングに上がり続けるスペル・デルフィンさん(49)。苦労したのはプロレスラーになる前らしく……。

 今は痩せてるプロレスラーもいるけど、僕が10代の頃は“デカくなければプロレスラーになれない”って時代。最低でも80キロなきゃいけない。僕は高校レスリングで49キロ級だったから、デビューするまでが大変でした。「プロレスラーになれるわけないやんか」と、みんなに言われましたよ。

 事実、新日本、全日本などいろんな団体を受けても身長と体重で落とされました。ある団体では入団テストを受けてスクワット1000回以上をクリアしても「95キロになったら来い」と言われたり。

 高卒でプロレスラーになるつもりで大阪から上京して“どうしたらプロレスラーになれるだろう?”と悩んだ末、プロレスのマスクやタイツを作ってる会社に入りました。プロレス界にコネができて横入りできるんじゃないかと考えて(笑い)。仕事はタイガーマスクとかのマスクの模様をカットしたり。上達したらミシンを使えるけど、僕は使わせてもらえなくて。職人の仕事なんです。そこの時給が450円。「その金額はないやろ!」と思いましたけど(笑い)。月に7万円くらいかな。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方