海老蔵を変えた小林麻央さん 先立つ妻が叶えた最後の願い
昨年9月から始めたブログの更新は352回に及んだ。亡くなる2日前まで更新を続け、最後は笑顔の写真が投稿された。
■高額治療費と海老蔵の“献身”
一方、夫の海老蔵は麻央さんのがん発覚直後から、奇跡の復活を願い、東奔西走していた。
「保険外の特殊な治療法や国内未承認薬を選択した場合、金額は一気に跳ね上がり青天井。それでも、麻央の病気が治るならばと、わらにもすがる思いであらゆるツテをたどって名医を訪ね、さまざまな抗がん剤を試したそうです。病院での治療以外でも、酵素風呂がいいと聞けばマンションの一室を改造して酵素風呂専用にしたり、家族のプライバシーを守りながら暮らすためにセキュリティー完備のマンションに移ったり。そんな海老蔵さんの元には怪しい民間療法やサプリを勧める人たちも現れたそうですが、すべては麻央さんのためと信じて、回復する時を待っていました」(歌舞伎関係者)
海老蔵はこの間、億単位ともいわれる費用をすべて自分で働いて、捻出してきたという。夫として妻を看病し、父親として子育てをする一方、麻央さんが亡くなった当日も翌日も舞台に立ち続けた。