81歳歌丸が高座へ執念…生きがいを持つと寿命は7年のびる
高座の上演が近づくと、家に閉じこもり、外からの連絡を絶って稽古に励むという歌丸。かつては10日間ほどそれが続いたりしていたそうだが、最近はどうなのか。好物の崎陽軒「シウマイ弁当」の話もとんと聞かない。
それでも、「来年4月の国立演芸場で『小間物屋政談』をやりたい」と歌丸は言う。得意の演目、人情話で客を楽しませようというのだ。「高座に出ると、背筋がピンと伸びるんですよ」と関係者は言っていた。生きがいを持つと寿命は7年のびるという説もあるが、歌丸の現役力は高座、落語への執念だろう。