芸能界では“バツ2”も武器 壱成が父・石田純一に学ぶこと
■誠実な対応でマスコミも信頼
壱成は静かな再婚と離婚を選んだわけだが、父親の方は、結婚、離婚、再婚、不倫、そして離婚、再々婚と、その話題のたびにマスコミにすべてをさらけ出し、その時々の気持ちも明らかにしてきた。そういうふうにして話題を途切れさせないできた、そのやり方こそが、芸能界で生き残っていく手法のひとつだったともいえる。
その時々の思いなどを誰に対しても分け隔てなく表現していくスタンスは、むしろ我々マスコミやテレビマンの信頼を得ていた面もある。
壱成は今回、明らかにしたところによると、亭主関白的に元妻にも前妻にもいろんなルーティンを課してきて、負担をかけてきたらしい。朝、起きたら水、シャワーの後には白湯、サラダにはドレッシング7種――その用意ができていないと怒ることもあった。「それはひどい」という声があり、離婚の原因とされているが、100%の事実とはいえないだろう。ルーティン問題だけなら、話し合えば改善策は出てきたはず。それを話し合うことができなかった2人の関係になったことこそが問題だったのではないか。