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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

裏には打算も? 小泉今日子「不倫宣言」がもたらす結末は

公開日: 更新日:

「隠し事は嫌」と不倫も公表したとみる向きもあるが、「自分に正直にしても、不倫まで公表したのがわからない」という意見があるのも事実。そこには「打算」も垣間見える。

 独立に合わせた発表はデビュー以来、公私にわたり守ってくれた事務所に相談なしにできることではない。仮に相談すれば、反対されるのがオチ。自らの判断で公表できる独立に合わせたとみるのが自然だが、不倫はデメリットのほうが大きい。公表の明確な理由はなく、小泉は「自分の罪は自分で背負っていきます」と宣言。自身の覚悟を明かしたが、世間よりも豊原の妻子に向けたメッセージのように思える。

 それは豊原の会見でも見て取れた。「離婚協議中もない。同棲もしていない。結婚の話も出ていない」と語った顔には家庭と小泉の間で揺れ動く戸惑いを感じた。ただ「不倫関係」という事実だけがある。その不倫はすでに3年に及ぶ。小泉は29歳で永瀬正敏と結婚。「ともだち婚」と若者から支持されたが、9年で離婚。その後は芸能界のキャリアウーマンのように活躍する小泉もすでに人生の折り返し点。一般的には女としての幸せを考える年齢ともいう。

 芸能界の熟年婚もめずらしくない時代。夏木マリ桃井かおりに続き、先日も浅野ゆう子(57)が結婚を発表。刺激を受けたとしても不思議はない。芸能史でも類を見ない堂々の不倫宣言。果たして、どんな結論をもたらすのか。

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