パリダカで日本人初の総合優勝 篠塚建次郎さんは今も現役
運転はしんどいと言いつつ、レースは別。篠塚さんはなんと、今も現役で走っているのだ。
「勝負がかかると楽しい。パリダカで総合優勝を狙うような走りは05年ぐらいまで。でも、今もアジアクロスカントリーラリー、ソーラーカーレースとか、年5、6回レースに出ています」
体は身長168.5センチ、体重58.・5キロと引き締まり、体調管理は万全。
「特に病気はありません。トレーニングはしていますね。朝8時に起きてすぐ、走ったり、ストレッチを合計1時間弱。もっとも、お客さんがいたら、夜10時半ごろに寝るまでの間、プライベートの時間はほとんどなくて、トレーニングはできませんけどね」
篠塚さんは今、JR清里駅から徒歩25分のところで、自宅兼ペンション「La VERDURA」を夫人と経営。ツインルームが全6室で、1人1泊朝・夕食付きで1万1000円(税別)と手頃な料金だ。87年に結婚した当初は“百恵ちゃんのペンション”と話題になった。
「もともとカミさんが経営してたんです。2000年から09年までは私がフランスを拠点にしたので休業し、帰国後に改装して13年に再オープンしました。16年に義弟(俳優・三浦友和さん)がTBS系の『ぴったんこカン・カン』という番組のロケでペンションに来たら、放送された次の日から電話が鳴りっぱなしで、すっごく忙しくなりました、ハハハ。もちろん、私も料理を運んだり、ベッドメークしたりしますよ」