格闘家転身が話題に 元プロ野球選手・古木克明さんは今

公開日: 更新日:

 1998年のプロ野球ドラフト会議で松坂大輔の“外れ1位”で横浜入りした古木克明さん(36)。4番を務めた打撃センスに加え、豪快なキャラと珍プレーには野球ファンならずとも引きつけられた。移籍先のオリックスを戦力外通告となり引退すると、突然、格闘家に転身して世間の度肝を抜いたが、最近は見かけない。今どうしているのか?

■昨年の年収は「400万円くらい」

 会ったのは都内・茅場町駅に近い弊社の会議室。自宅のある神奈川県藤沢市から車で1時間かけて来てくれたという古木さん、疲れも見せずにこう切り出した。

「今は野球教室での指導が生活のメーンです。格闘家時代からお世話になっている茅ケ崎のハヤシスポーツクラブと組み、週に4日、茅ケ崎と鵠沼海岸で小中学生の子供たちを指導してるんです」

 182センチの長身に以前と変わらぬムキムキボディー。現役時代より若返っているようにも見える。

「野球少年の練習を個人的に見てあげていたのがきっかけで、ジムからの勧めもあり、1月から『野球打撃クリニック』として個人指導を行っています。生徒は20人くらいになりましたが、こっちの収入はまだほとんどゼロで……。去年はネット放送の解説やイベントなんかで、年収400万円くらいでしたよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し