赤字覚悟で海外挑戦 桂小春団治“日本語で上方落語”の労苦

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 ところが、ここ数年はできなくて、一昨年が6年ぶり。理由はお金がかかるから。助成金が出なくなって制限が付いたりして厳しくなって。それで7年前は60万円、一昨年のニューヨーク公演では僕とプロデューサーで100万円ずつかぶりました。

 赤字になったニューヨークでは、公演のタダ券を配って客席を埋めたりする日本人がいて、そのせいで僕の落語公演も日本人がなかなか買ってくれなくなったという事情もある。赤字が膨らむけど、今後はポーランドとかでの公演を企画していて、全大陸制覇ができたらと思っていますよ。

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