AKBも脱退卒業後は“補充” 人気グループが解散しないワケ
また、芸能リポーターの川内天子氏はこう分析する。
「昔はトップのメンバーが抜けるとグループ存続自体が難しかったり、メンバーもせいぜい3、4人と少人数だったために解散が王道でした。ところが、ジャニーズ事務所がグループ名に商品価値を置く営業戦略に成功。テレビ番組も広告もグループ名で取ってきているため、グループ名の存続が最優先され、解散はあり得ない選択肢になったのです」
つまるところアイドルグループは“商品”である。自己都合でグループを辞める場合は脱退のみ。グループの解散権は事務所に握られている。有安杏果(23)が辞めて4人になっても活動を続けるももクロはその典型だろう。いずれにせよ「解散コンサート」というアイドルの“花道”はもうなくなったようだ。